首 肩 手の痛み
症例の多い首、肩、手の痛みの症状解説と、当院で行う治療法を紹介しています
@ 肩こり・首こり
多くの方が悩む肩のコリ。首肩が張る、硬い、重い、の他に頭痛や眼精疲労など日常生活に支障が出ることもあります。。
肩こりの原因は、家事や仕事での負担、ストレス、眼の疲れ、姿勢の悪さ(猫背、ストレートネック)など人それぞれ。
当院では患者様の原因に合わせた施術を心掛けています。
例えば、マッサージだけで改善しないものは、鍼灸治療で深部の筋肉を刺激、また骨格を矯正する根本治療など。また普段の姿勢を正しくすることが改善予防に繋がるため、簡単にできる姿勢維持のコツなどを説明していきます。
慢性だからと諦めないで一度ご相談ください。
・硬くなった筋肉をほぐす施術の基本
→手技療法(ほぐし)
・さらに深部の筋肉を直接刺激。また置き鍼で持続的に刺激し効果大。
→鍼灸治療 皮ふ鍼(シール鍼)
・姿勢を良くして身体の負担を軽減、根本治療
→背骨矯正治療
A 寝ちがい
朝起きたら突然首が動かない寝違い。ひどいと頭痛や背中の痛みまで。
急性期にマッサージをすると痛みが増強するため、自分でグリグリ揉むのは絶対ダメ。
・強い痛みを早期に抑える
→鍼灸治療 皮ふ鍼(シール鍼)
・動かない首がその場で動くようになる速効性
→背骨矯正治療
B 四十肩・五十肩・腱板損傷
年齢による五十肩、野球肩をはじめとするスポーツ障害など、可動域の大きい肩は痛みの多発する関節で、毎日使う関節なため回復が遅い。
痛みで肩が挙がらない、痛みで眠れない、洋服を着る時痛い、普段は良いがスポーツの時に痛いなど症状は様々。
放っておくと中々治らず長期化するので早めのご相談をお待ちしています。
・肩周りの筋肉をほぐし、可動域を大きくする施術の基本
→手技療法(ほぐし)、ストレッチ
・あまり知られていませんが肩関節もズレます。関節のかみ合わせが悪化
→矯正治療
C 頸椎症・手のしびれ
神経の炎症により手や腕がしびれていても、その原因は他の場所にあることが殆んど。
首から?肘から?手根管?まずはその原因を特定することから始めます。
原因によっては専門医療機関へのお勧めも致します。
D ムチウチ症
多くは自動車に追突され、首が前後にふられて鞭のようにしなることで起こる症状です。
正式な傷病名は「外傷性頚部症候群(頚部捻挫・頚部挫傷)」
ムチウチ症の特徴は、受傷直後の痛みもありますが、少し時間(2日〜7日)が経ってから痛むことも多々あります。また良くなったと思っても、また痛みが生じてくることもあり、経過観察が必要です。
ムチウチ症の症状
- 首、肩、背中の痛み、重だるさ、凝り
- 首を動かすと痛い、首が動かない
- めまい、吐き気
- 手足のしびれ、筋力低下
・急性期は痛みを鎮めるため湿布や頸椎コルセットが有効ですが、早期改善には鍼灸治療、シール鍼が有効です
→鍼灸治療・シール鍼
・急性期が落ち着いたら、マッサージをして筋肉の緊張をとります
→手技治療(ほぐし)
・首の骨を調整し動きの改善、また重だるさや詰まりを改善
→背骨骨盤矯正
E 腱鞘炎 ばね指
筋肉と骨を繋ぐ腱を保護する筒状の「腱鞘」が炎症を起こす症状です。主にパソコン仕事や家事などの使い過ぎで徐々に腫れや痛みが生じます。
手首の親指側が痛む「ドケルバン病」や、指が伸ばしにくくなる「ばね指」などがあります。
- 「ドケルバン病」は、手首の親指側が痛くなり、重い物を持つときやビンのフタを開ける動作で特に痛みます。中年以降の女性、または産後の女性に多く発症します。
- 「ばね指」は、「バネ現象」と言われる指を伸ばそうとすると痛い、カクカクする、引っかかる症状が見られ、特に朝に症状が強いです。親指と中指に多く発症します。
・基本は腱鞘の炎症を抑えていきます。また負担を減らすため筋肉の緊張を和らげます
→超音波治療 手技治療(ほぐし)
・なるべく使わないことが大切。仕事などで安静保持が難しい場合
→テーピング固定