スポーツ外傷
@ ねんざ 肉ばなれ
捻挫とは関節を可動域以上に捻り、靭帯を損傷することです。最も多い捻挫は足首ねんざで経験した方も多いと思います。
捻挫は放っておいても痛みは軽減しますが、靭帯が伸びたままの状態で再発が非常に多くなります。一定の期間の固定をすることで靭帯も元通りに回復します。
また捻挫を繰り返すことが多いものも、靭帯を修復することで改善できますのでぜひご相談ください。
肉ばなれとは筋肉が伸ばされ、筋肉の繊維が断裂、伸びることを言います。
切れたままの筋肉を放置しても痛みは取れますが、スポーツ時などに筋肉の弾力が落ちパフォーマンスが低下します。
早目の対処をお勧めしています。
A テニス肘 野球肘 ゴルフ肘
テニス肘は主に肘の外側が痛くなり、野球肘とゴルフ肘は肘の内側が痛くなります。
スポーツ時はもちろんですが、重い物を持った時や雑巾をしぼる動作でも痛みが生じます。
これらはスポーツや家事や仕事で手を使いすぎることで、筋肉の付着部にあたる肘が炎症を起こした状態です。放っておいても中々治りませんが、ちゃんと治療すればほとんどは完治していきます。
当院では超音波治療器を使用し炎症を早期に取り除き、手技療法で筋肉をゆるめ肘への負担を減らしていきます。
出来るだけ早く治したい時は鍼灸治療が効果大です
→鍼灸治療
B オスグッド病
オスグット病は、大腿四頭筋という太ももの前側の筋肉に引っ張られ、膝のお皿の下の部分の痛みが生じ、骨が隆起してくることがあります。10〜15歳位のスポーツをする子に多く、サッカーや跳躍するスポーツで多く発症します。初期は普段の痛みはなくてもスポーツをすると痛くなります。
原因である大腿四頭筋の筋緊張を弛めることが基本
→手技治療(ほぐし) ストレッチ
膝のお皿の下にある患部の炎症を鎮静化します
→超音波治療
他の病院などで治りにくい場合は、足の長さの違いなど骨格の問題も多くあります。当院で骨格の矯正を行い、他院で改善しなかったオスグット病の改善例多数あり
→背骨骨盤矯正
C ジャンパー膝
ジャンパー膝は、飛んだり走ったりするスポーツで発症することが多くあり、初期は普段の痛みはなくても、スポーツをすると痛くなります。膝の下部に痛みを生じるものが多いが、膝の上部や横側(鵞足炎、腸脛靭帯炎)が痛くなるものもあります。原因は筋力や柔軟性の不足、オーバートレーニングなどにより生じます
膝周りの筋肉の緊張を弛め、負担を減らします
→手技治療(ほぐし) ストレッチ
オスグッド病と同様に、足の長さの違いなど骨格の問題も多くあります
→背骨骨盤矯正
D アキレス腱炎
アキレス腱炎とは、アキレス腱に炎症を起こした状態です。主に使い過ぎで発症し、特に走ったりジャンプするスポーツで発症することが多くあります。また合わないシューズ、ふくらはぎの筋肉の柔軟性の欠如でも発症します。症状は、運動時の痛み、腫れなどがみられます。
またアキレス腱でなく周囲に炎症を生じる「アキレス腱周囲炎」という類似の病気もありますが、基本的には同様の施術を行います。
ふくらはぎの筋肉の緊張を弛める、また固定により、アキレス腱への負担を減らします
→手技治療(ほぐし) テーピング固定
アキレス腱の炎症を鎮静化します
→超音波治療
足の長さの違いなど骨格の問題も多くあり、矯正で負担を減らしバランスを良くします
→背骨骨盤矯正
E シンスプリント
シンスプリントとは、脛(スネ)の下部内側に鈍痛が生じます。走るスポーツなどで発症することが多く、練習中や練習後に痛みが生じます。繰り返し負担をかけることにより徐々に痛みが増し、治癒まで長期間かかることがありますので、早期の対応が必要です。使い過ぎのほか、偏平足が原因のことがあります。
偏平足をテーピングで矯正し、足に負担のかからない立ち方や歩行を指導します
→テーピング
患部の炎症を鎮静化します
→超音波治療
足の長さの違いなど骨格の問題も多くあり、矯正で負担を減らしバランスを良くします
→背骨骨盤矯正
F 足底腱膜炎
足底腱膜炎とは、足の裏を形成する足底腱膜という繊維が付着するかかと部分に繰り返しの外力が加わり炎症を起こす症状です。
マラソンやハイキングなどによる負担、アスファルトなど硬い地面での負担などで発症し、土踏まずやかかとに痛みが生じます。
中高年では、かかとの骨にとげ(骨棘)が出来ることもあります。
まず運動を休んで安静を保つことが大切。患部の炎症を鎮静化します
→超音波治療
ふくらはぎの筋肉を弛める、固定するなど患部の負担を減らします
→手技治療(ほぐし) テーピング
足の長さの違いなど骨格の問題も多くあり、矯正で負担を減らしバランスを良くします
→背骨骨盤矯正